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全国B型肝炎訴訟熊本弁護団の不祥事の報道につきまして
2024-01-13
重要
板谷は長野の弁護団に参加しております。
1月12日、全国B型肝炎訴訟熊本弁護団の管理する口座において多額の使途不明金が発生し、熊本県弁護士会より同弁護団会計を管理していた内川寛弁護士に対する懲戒請求がされたという報道がなされました。
弁護団からの連絡では、「これまでの調査の結果によると、使途不明金は原告団及び弁護団からの預り金に限られており、個々の原告に対する給付金については適切に処理されており問題はなかった。また原告団からの預り金についても填補が済んでいる」とのことではあります。
しかしながら、このような不祥事が発生したことは誠に遺憾であり、長野の弁護団の一員としても、深くお詫び申し上げます。弁護士がずさんな会計管理をしている時点で、もはや弁護士としての資格はありませんが、ましてB型肝炎訴訟の弁護団という、多くの人を救済する理念から立ち上げた弁護団の会計から使途不明金を発生させるという行為は、仮にそれまで多くのプロボノ活動をしてきた弁護士であったとしても、許しがたい行為であり、慚愧に堪えません。
全国弁護団および九州弁護団は、この問題の原因を解明し、再発防止を徹底するとともに皆様の信頼回復に全力で努める所存とのことです。
当然、長野の弁護団も、これまでもそしてこれからも厳重な会計管理を行ってまいります。