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依頼者の皆様が「証拠です」としてお持ちいただくものの中で、裁判所のルールと異なる場合が多いもののひとつに「通帳のコピー」があります。

裁判所への通帳の出し方は、裁判所のHPに記載があります。

1　 資料のコピーを取るときの一般的な注意事項

（1）裁判所に提出していただく書類は，すべて左側でとじます（紙を縦にして左とじ）の
で，左側に余白（３センチくらい）をとってください。

（2）紙の大きさは，できる限りＡ４判にしてください。
（3）原稿がＡ４判よりも大きいときは，縮小コピーしてＡ４判に収まるようにするか，又
はＡ３判の紙にコピーしてください。
（4）　原稿がＡ４判よりも小さいときは，拡大せずにそのままＡ４判の用紙にコピーしてく
ださい。余白部分が多くなっても紙を切ったりしないでください。
（5）　原稿が小さいときは，何枚かを一緒にしてＡ４判１枚にコピーしていただいてもかま
いません。

2　通帳のコピーの取り方
（1）　通帳は，最新の残高を記帳してからコピーしてください。

（2）　以下の部分をコピーしてください。

　　・　通帳の表紙（表表紙と裏表紙の見開き）

　　・　表紙の裏（口座番号や支店名などが記載されているページ）

　　・　取引履歴ページ

　　取引履歴ページは，普通預金の場合は，直近１年分（更新前の通帳がある場合は，
　それも含みます），定期預金や積立預金の場合は，取引履歴部分をすべてコピーして
　ください。

3　保険証書のコピーの取り方

　証書の裏面にも記載があるときは，表面と裏面の両方をコピーしてください。その際のコ
ピー用紙は，両面ではなく片面を２枚にしていただいてもかまいません。